たるみの進行は身体の中からって本当?年齢別の注意点やすぐできる対策は?
歳を取るほど、たるるのは仕方がないと諦めなくても大丈夫なんです。
たるみが現れるのは肌の変化だけでなく、体内でもさまざまな変化が
起きているからです。年代毎に変化していく身体のサインを理解して
いち早く気づいて対処することで、将来訪れるであろうたるみを未然に
防ぐことが可能になるはずです。
年齢別たるみを防ぐために注意することは?!
たるみは歳と共に進行しますが、年齢別に注意することが違うのでそれぞれご紹介します。
20代で注意することは?
20代から減少し始めるのは、コラーゲンです。肌のはりの要で、不足すると
たるみの原因となります。表皮、真皮、皮下組織の3層からなる皮膚ですが
その真皮の約70%を占めているコラーゲンが減少すると肌は、重量に耐えられなく
なってはりを失ってたるみが進行しやすくなります。
30代で注意することは?
30代からはヒアルロン酸が減少し始めます。このヒアルロン酸は、肌の潤いをキープ
に欠かせない成分です。皮膚や関節に多く存在して1gで6リットルもの水分を抱え込む
と言われるほどの保水力を持ちます。肌では、主に真皮に存在し、減少すると乾燥しやすく
ハリ感を失ってしまいます。
40代で注意することは?
40代半ばから激減すると言われているのが、女性ホルモンです。肌や髪の毛、骨の形成に
関わり女性らしい美しさを保つのに必要てす。女性ホルモンは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の総称で、40代半ば頃から急激に減少して、のぼせやめまいなどの更年期症状が顕在化します。
50代で注意することは?
50代以降に徐々に減少するのが筋肉量で、姿勢や身体全体を骨とともに支える基本となっています。筋肉は、体重の約3割を占める重要な器官で、加齢とともに減少するのは
上半身より下半身が顕著で、運動不足などが原因で、50代頃から徐々に低下傾向になります。
60代で注意することは?
そして60代以降に特に注意が必要な骨量です。60代以降に進行する骨がもろくなる骨粗しょう症で、40代半ば頃まで緩やかに下降する骨量。閉経後、エストロゲンの減少に
伴う骨形成の低下や、カルシウムを吸収する働きが弱くなって骨密度が低下します。
以上がたるみは身体全体から進行している5つの要因と考えましょう。
たるまないように直ぐできる対策は?!
30代後半から徐々にに現れる顔のたるみで、ただ日々の小さな変化を見逃さずに
きちんととケアすることで、解決できます。
運動
一日20分くらいのウォーキングのほか、腹筋やスワットなど筋力が衰えがちな下半身を中心に鍛えて、また、表情筋トレーニングやリフトケアマッサージでのお手入れも効果的です。
食事
ビタミンやミネラル、タンパク質などバランスの良い食事が大切です。たとえば、女性ホルモンににた大豆イソフラボンが含まれた納豆もおすすめです。
睡眠
入眠後3時間が肌のゴールデンタイムと言われいます。日中受けた肌ダメージを修復するために睡眠は重要で、睡眠不足により新陳代謝が衰えると、たるみや肌荒れが進行します。
ストレス
ストレスは美肌の大敵で余暇や趣味でリラックスすることが大切です。ストレスで心身に負荷がかかると身体の血管を縮め、血行不良になるとともに、免疫機能が低下したり、
自律神経やホルモンバランスが乱れる原因となります。
姿勢
スマホの見過ぎは、たるみを助長します。頬杖をついたり、うつ伏せになって寝たり、
スマホを見るなど長く下を向く姿勢はたるみを助長しますので、時々立ち上がって
ストレッチをするなど、血液やリンパの流れを促進するエクササイズをして、重力に
負けない体型を維持することを心がけて下さい。
まとめ
老いは人間の宿命ですが、でも肌の運命は、努力することで変えられます。たるみは
肌だけの問題ではなく、体内のさまざまな要素が加齢とともに減っていくことで、
結果的に顔に現れるものなのです。