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健康診断はなぜ受ける必要があるの?注意点や検査項目をご紹介

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最近、体重が増えてきた…。生活習慣病も気になるし… そう言えば、定期的に

健康診断受けてなかったなあ。

皆さん!健康診断を受けていますか?各検査の内容や目的を把握して、定期的に

受けることの意義を考えてみましょう。

 

 

健康診断はなぜ受ける必要があるの?

 

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年齢とともに、検査項目が増えてくる健康診断。「時間がかかりそう」「持参するサンプルや問診票の準備が大変」など、ちょっとという面倒に感じている方も多いのではないでしょうか?

しかし最近は、改めて健康診断の重要性に注目が集まっています。厚生労働省「平成28年人口動態統計」によりますと、日本人の死因の上位は、がんなどの悪性新生物や心疾患、肺炎、脳血管疾患などとなっています。

これらの病気の中には、早期に発見して治療を開始すれば、進行をくい止め、最悪の事態を免れることができるものも多くあります。

いつまでもイキイキと健やかな毎日を送るには、まず定期的に健康診断を受けて病気の早期発見につとめることが大切なのです。

また、日頃から、ご自身の健康上の問題点を把握して、生活習慣を見直して病気を未然に防ぐと言う点でも健康診断は、良い機会になると言えます。

定期的に受けている人も、最近、足が遠ざかっているという人も、今一度健康診断の大切さを学んで、元気な毎日に役立てましょう。

 

健康診断を受ける時の注意点と検査項目は?

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前日の食事内容やアルコール摂取の有無は、検査結果にさまざまな影響を及ぼし、正しいデータがでないことも。検査説明をよく読み、定められた時刻以降の飲食は控えなければなりません。

 

身長 体重 腹囲の計測

肥満度やメタボリックシンドロームの可能性についてチェックできます。

身長 体重の数値が分かればBMIが分かります。BMI18.525未満を

普通体重、25以上を肥満と定義しています。

心電図

心臓が正常に機能しているかどうかを調べることができます。心電図を

とることで、不整脈はもちろん、狭心症心筋梗塞など、心臓の筋肉に

関わる病気や、心臓を包む心膜の病気を見つけることができます。

血圧測定

正常範囲内かどうかまた高血圧であった場合、どの程度の危険度なのか調べる

ことができます。血圧とは心臓が送り出す血液が、血管の内壁をおす圧力のこと。

高血圧の診断 最高血圧140mmHg以上、最低血圧90mmHg以上

低血圧とされる目安は最低血圧100mmHg 以下

血液検査(糖代謝

血液検査で血糖値が分かれば、高血糖(糖尿病)が分かります。

一般的に空腹時の血糖値を測ります。

・血糖

血液中のブドウ糖のこと。インスリンがうまく分泌されなくなったり

作用の低下すると高血糖になり糖尿病と診断されます。

・ヘモグロビンA1c

血糖値が高いほど多くなり、反対に少ないと貧血を疑う。

(脂質代謝

脂質はエネルギー源として使われていますが、運動不足など体内の脂質の

バランスが崩れると、動脈硬化脳卒中など、命に関わる病気を引き起こす

心配も。血液検査から、こうした病気のリスクの高さなども分かります。

LDL コレステロール

悪玉コレステロールとも言われています。食事や加齢によって数値が上がると

心筋梗塞などのリスクが高まります。

HDL コレステロール

善玉コレステロールとも言われて、数値が低すぎると動脈硬化などの心配も

あります。

中性脂肪

身体のエネルギー源となりますが、増え過ぎると、肥満や脂肪肝につながります。

 

「尿検査」

・尿糖

糖尿病のリスクが分かります。

・尿タンパク

尿路結石や腎炎のふるい分けができます。

・尿潜血

尿中に赤血球が混じっていないかを検査すると尿路系の腫瘍や結石の発見に

つながります。

・尿沈渣

膀胱炎や尿道炎、結石などの発見に役立ちます。

 

X線検査

胃部や胸部X線検査で40歳以上から健康診断に取り込まれています。食道や

胃、十二指腸潰瘍などを撮影して狭窄や腫瘍の有無を調べたり、肺がんや心臓の

病気を調べたりします。

 

まとめ

 

健康診断には、必ず医師の問診や診察が組み込まれています。健康診断で最も大事なのは

診断結果をしっかりと把握して、健康維持に役立てるということです。