夏野菜の保存方法とは?冷蔵室ではなく野菜室に入れるには意味が...
夏になると美味しい野菜が沢山、八百屋さんに並ぶ季節がやってきますが、みなさん夏野菜の正しい保存方法はご存知でしょうか!
私もよく実家から野菜が送られてきますが、その時ふと思うのが、この野菜は常温保存か冷蔵庫保存がどっちだろう?といつも悩んでしまいます。
案外知られていない野菜の保存方法!!みなさんは間違った保存をしていませんか?
今回は夏野菜の保存方法についてお話ししましょう。
夏野菜を冷蔵室に入れてはいけないのは何故?
よくみなさんは野菜をスーパーなどから買ってきて保存する場合、冷蔵室に入れていませんか?
実はその方法はNGなどです。
その理由は暑い中育った夏野菜は冷蔵室で冷しすぎると変色の原因や部分的に水っぽくなり栄養素が失われていまう可能性があります。
冷蔵室の気温は、約3~5℃に設定されています。
これは、夏野菜には寒すぎるため、冷蔵室には夏野菜の保存は適しません。
今の冷蔵庫には野菜専用の野菜室があります。野菜は野菜室での保存が良いでしょう。
保存する場合もそのまま野菜室に入れて長持ちしない場合があります。
保存をする場合はビニール袋や新聞紙に包むなどをして保存しましょう。
もし、野菜に水滴や水などがついている場合はしっかりと水滴や水は拭き取って保存しましょう!!
ただし野菜室で保存をしない方が良い野菜もあります。
夏野菜では主に「きゅうり・かぼちゃ・ピーマン・なす」などは常温保存が良いと言われております。
その理由はなす、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、などは10〜14℃の保存温度が最適とされています。
そのため、冷蔵庫保存は避けるようにしましょう。
ただし、野菜はカットするとエチレン(老化植物ホルモン)が発生しやすくなります。
野菜をカットした物を保存する場合は、ラップをしたり、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存する方が良いでしょう。
野菜の保存方法は知っているようで知らない事だらけですよね!!
ただ夏場に常温保存はなかなか難しいというのもあります(^-^;
常温で10~14℃って夏場は無理ですよねΣ(゚д゚lll)ガーン
冷蔵庫の野菜室と冷蔵室の違いはあるの?
では実際に冷蔵庫には要冷蔵・冷凍食品だけでなく、野菜室がありますよね!!
野菜を買ってきたら、とりあえず冷蔵庫の野菜室に入れておくという人は多いでしょう。
しかし「なぜ野菜は冷蔵室には入れないのか」と疑問に感じたことはありませんか。
では、冷蔵室と野菜室、この2つはいったい何が違うのでしょうか。見てみましょう!!
まず冷蔵庫の設定温度からみてみましょう。
●冷蔵室 2℃〜6℃
主に要冷凍や牛乳など
●チルド室、パーシャル室 −3℃〜2℃
主にお肉類や魚類、ハムや刺身など
●冷凍室 −20℃〜−16℃
冷凍室食品やアイスなど
●野菜室 3℃〜8℃
野菜や果物など
冷蔵庫は各保存場所によって温度に違いがあります。
冷蔵室と野菜室ですが、大まかに違いは温度と湿度に違いがあり、冷蔵庫もいろんなメーカーから発売されておりますので多少メーカーによっては温度の差があります。
冷蔵室よりも野菜室のほうが温度が低すぎず、ほどよい湿度を保つため、野菜の鮮度が保てるというわけです。
普段、何気なく使っている冷蔵庫ですが、しっかり食材を使い分け保存することで効果よく使うことができます。
また野菜室は野菜の保存以外の食品も保存場所として適していますので是非活用してみてください!
我が家ではよく、ペットボトルや調味料例えば塩や醤油などを保存しています。
特に塩は冷蔵室は湿度も高く固まりやすいため野菜室に保存がおすすめです。
まとめ
今回は夏野菜の保存方法などをお話ししました。
いつも何気なく冷蔵庫に保存をしていますが、実はその保存方法が間違っている可能性もあります。
保存方法しっかりし野菜の鮮度を落とさず美味しく食べれるよう是非、参考にしてみてください。