知りたいあれこれ...

日常のふとした疑問などに答えるような、今知りたいあれこれを綴っていきます。

芸術の秋を楽しみたい! 関東地方にある素敵な美術館3選

スポンサーリンク

秋と言えば「芸術の秋」…感性を豊かに刺激する秋も素敵ですよね。

そこで、この秋は、美術館に足を運んで、内面を豊かにしてみませんか?

でも、「美術館って敷居が高い」と思っている人も多いと思います。

又、「美術館と言っても、どこに行けばいいのかわからない」という人もいますよね。

そこで、ぜひオススメしたい、関東にある素敵な美術館を紹介します。

 

 

 

大人になったからこそ楽しみたい・箱根彫刻の森美術館

f:id:mama-info:20180810172522j:plain

まず最初に紹介するのは、箱根にある彫刻の森美術館です。

 

彫刻の森美術館は、誰もがその名前を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

広々としているので、子供ものびのび遊べる空間としても知られています。

でも、彫刻の森美術館は、大人世代になったからこそ楽しめる美術館でもあるのです。

 

彫刻の森美術館には、ピカソをはじめとした、前衛的な芸術家の作品が多数展示されています。

そのため、かなりエッジの利いた作風の作品が多いとも言えますね。

アーティストが独自の感性を、魂を込めて表現した世界はどれも、見る者の心を強く揺さぶります。

そして、どこかシュールでユーモラスだということも、大きな魅力です。

「何でこんな世界観なんだろう」「この作者の頭の中はどうなっているのだろう」と、好奇心をくすぐられますよ。

もしかしたら、中には、一見しただけでは理解できない作品もあるかもしれません。

でも、無理に理解したり、分析したりしようとせず、そのまま味わってみることをオススメします。

そして、今まで開いたことのない感性の扉を、ゆっくり開く面白さを感じてください。

 

 

幻想的な世界を楽しみ、童心に返る・那須高原藤城清治美術館≫

 

次に紹介するのは、日本を代表する影絵作家・藤城清治さんの美術館です。

自然豊かな那須高原にある、藤城清治美術館を紹介したいと思います。

 

藤城清治美術館は、絵本のメルヘンの世界がそのまま現実世界に出てきたような美術館です。

かわいい動物や小人たちが織りなす、幻想的でかわいらしい世界は、多くの人の心を虜にしますよ。

元々日本人は、かわいいものが好きな民族ですから、日本人の感性に合っているのかもしれませんね。

見ていると、自分のその世界の中に入ってしまいたくなりますよ。

そして、子供の頃の純粋な心を、少しずつ取り戻していく心地良さを感じると思います。

 

又、藤城清治さんの作品は、メルヘンの世界だけではありません。

悲劇を忘れないために、原爆の跡地や被災地などを、リアルに再現した作品もあります。

でも、リアルなだけでなく、どこかに必ず希望の片りんをにおわせる、温かい作品です。

私はこれらの作品を見た時、涙が止まらなくて、困ってしまった記憶があります。

画集も出版されていますが、ぜひ実物を見て、そのエネルギーを感じてください。

 

 

古き良き時代の恋愛の姿を楽しむ・レイモン・ペイネ美術館≫

最後に紹介するのは、軽井沢にある、レイモン・ペイネ美術館です。

 

レイモン・ペイネはパリのアーティストで、恋人たちの姿を描き続けた画家です。

ペイネが活躍した、古き良き戦前のパリの香りが漂う、粋でオシャレな作風ですよ。

そして、粋でありながら、どこかユーモラスでかわいらしい絵ばかりです。

女性などは、一目見たら「かわいい」と夢中になってしまうのではないでしょうか。

グッズも充実しているので、思わずポストカードをたくさん買いたくなりますよ。

 

ペイネの絵に描かれている恋人たちは、皆「ラブラブカップル」です。

でも、その男女は皆、かわいらしさと大人の洗練が同居しているのです。

「こんな恋人同士になれたらいいな」と、憧れる人も多いかもしれませんね。

少女漫画とは少し違うけれど、何だか恋がしたくなってしまう、不思議な絵です。

「最近ロマンとは無縁かもしれない」と思ったら、ぜひ訪れてみてください。

「またかわいい女性になろうかな」と、乙女心がムクムクしてきますよ。

 

 

まとめ≫

美術館は、一見すると、敷居が高そうに感じるかもしれません。

でも、私たちの感性や心を気持ち良く刺激してくれる、とても楽しい空間ですよ。

「自分の心を遊ばせる」と思って、ぜひ1度足を運んでみてください。

「自分にはこんな歓声が眠っていたのか」という、新しい発見になりますよ。

そして、新しい自分に出会って、毎日を楽しむエッセンスにしてくださいね。