知りたいあれこれ...

日常のふとした疑問などに答えるような、今知りたいあれこれを綴っていきます。

アトピー性皮膚炎の年齢別症状と食事療法とは?!

スポンサーリンク

アトピー性皮膚炎は、主に乳幼児から思春期のお子さんに多くみられる皮膚に、発疹が

できる病気で、乳児の場合生後2~3カ月頃から起きることもあるようです。

アトピー性皮膚炎は、一般になかなか治りにくく、数年から10年以上続くこともめずらしくありません。

普通は思春期頃までには治るものですが、最近では大人になっても改善しない人も増えてきています。

 

アトピー性皮膚炎って

f:id:mama-info:20181023062119j:plain

顔や頭、首、関節の後ろなどに湿疹が出て、かゆみが強いのが特徴なんです。

湿疹はジクジクしたり、乾燥してザラザラになったりします。

症状の特徴は、まず慢性で、一般に10年以上続くこともあります。

かゆみが激しいことも特徴で、爪でかいた跡が厚く象の皮のようになって、さらに、かゆくなるといった悪循環になってしまいます。

原因は不明で、家族にアレルギー体質の方がいる場合が多く、遺伝的体質が関係していると考えられていますが、はっきりしたアレルゲンは見つかっていません。

治療もかゆみ止めなどの対症療法が主になっています。

こんなに医学が進歩してても分からない事もあるんですね(-_-;)

 

年齢によって変わる症状とは

 ・0~2歳くらいまで

湿っぽくてジクジクした湿疹が顔や頭にできて、次第に胸や背中にできるようになります。

・3~12歳くらいまで

カサカサした赤い湿疹が、首の回り、耳のつけ根、肘や膝の内側にできます。

・13歳以上

身体のあちらこちらにカサカサした赤い湿疹ができます。

・大人

カサカサしたり、ジクジクしていたり、人によってさまざまな症状が、身体のあちこちに出ます。

以上が年齢別の主な症状ですが、多少は個人差があるようです。

 

アレルギーでの食事療法の基本とは

f:id:mama-info:20180903052001j:plain

食べ物の中で、はっきりしたアレルゲンが分かっている場合を除いて、勝手な食事制限をするのはおすすめできません。

何故なら、アレルゲンになるものは牛乳、卵、ダイスなど良質なたんぱく質が多く、湿疹ができるかもしれないと避けていますと、栄養バランスがくずれて成長にも影響がでることがあるからだそうです。

アトピー性皮膚炎が最近、増加の一途をたどっているのは、食生活の偏りによるものではと考えられています。

特に、糖分と肉類の過食が原因となることが多いようです。漢方の世界では、魚卵類、サバ、イワシ、貝類、エビ、カニなどは、血を汚すと考え、これを制限しています。

アクの強い食べ物やチョコもあまりおすすめできません。

更に、湿疹が赤く熱を持っている場合は、身体を温める作用のある唐辛子、ワサビやアルコール類も避けるべきです。また、ジクジクした湿疹は、水分の摂りすぎに注意が必要です。

反対に肌が乾燥している場合には、キクラゲやハトムギなど肌をなめらかにする作用のあるものを積極的に摂りましょう。

 

こんな食品を毎日の食事療法に生かして

・ニンニク

強い殺菌作用のあることと、免疫力を高める効果があります。ニンニクが免疫のナチュラ

キラー細胞の働きを高めることで、ニンニクにはアレルギー反応による化学物質の放出を防ぐ働きがあることからアトピー性皮膚炎に有効に働きます。但し食べ過ぎには注意が必要となります。

 

・ニンジン

肌の乾燥を防ぎ、ビタミンAを豊富に含むのがニンジンです。ニンジンは、ビタミンAになるβ-カロチンの宝庫です。乾燥肌の角質化を防ぎ、湿疹のできにくい肌をつくるのに役立ちます。

 

まとめ

 アトピー性皮膚炎で気をつけなければならないのは、安易にステロイド軟膏を使用することです。

その場は治ったようにみえても、だんだん効果がうすれていくと、さらに、悪化させてしまう危険性があるようでお気をつけください。

これはリアル体験談なので本当に気を付けてくださいね。