ミツバチ作る花粉だんご、ハチミツ、ローヤルゼリーの成分や効能は?!
ミツバチの一生には、ほとんど癒しが存在しないとか。確かに働きバチは毎日花から花へと長距離を移動しながら、花粉や花蜜を収集していること見ていると何だか、人間世界のお父さんのようですね。本当に人間世界のお父さん同様、働きバチの皆さん?には、感謝!感謝!ですね。
さて、そんなご苦労の中で収集した花粉や花蜜について、今回は皆さんと一緒に考えていきましょう。
ミツバチ作る花粉だんご、ハチミツ、ローヤルゼリーの成分や効能は?!
花粉だんごの成分や効能は?
働きバチさんが一生懸命集めてくれた中の花粉は、花粉だんごなんて呼ばれています。
この花粉は、ハチミツとともにミツバチの主食になっています。
ミツバチが蜜を求めて花の中に入ったときにカラダじゅうについた花粉を後ろ足で集めて、だんご状に固めたものです。
その成分の中には、16種類のビタミン、ミネラル、18種類の酵素とアミノ酸です。
しかもこのアミノ酸には、体内では合成できない必須アミノ酸が含まれています。
更にエストロゲン(性ホルモン)も含まれていることから「パーフェクトフード」と呼ばれています。
花粉は、新鮮なものほどよく、酸化しないように冷凍保存が必要で、お湯に溶かしてたりヨーグルトにかけるなどが良いようです。
腸の機能を正常化し、疲労回復の働きや血中ヘモグロビンを増加させるので、特に貧血に効果が期待できるんですよね。
その他にも、便秘、下痢、虚弱体質などに効果があり、免疫力を高めることから、老化防止にもおすすめです。
そして、神経や精神面にも効果的で自律神経失調症や更年期障害にも良いと言われる本当に万能ですね。
花粉アレルギーを心配する人もいるでしょうが、この花粉には、アレルギーの原因となるアレルゲンが含まれていませんので、アレルギー体質の人にも安心です。
ハチミツの成分や効能は?
ハチミツは、ミツバチが集めた花蜜を体内にある酵素の作用によって変化させて、熟成させたものがハチミツなんです。
ハチミツの成分は、水分が20%、果糖が40%、ブドウ糖が40%です。
甘みの砂糖は体内で一度分解されないと吸収されませんが、果糖の場合はそのまま吸収されるため、すぐエネルギー源になるわけですね。
このほかビタミンやミネラル、アミノ酸などもバランスよく含み、栄養価の高いものになっています。
ハチミツは、漢方薬では不老長寿の薬と言われていましたので、幼児や病弱の栄養補給に用いられていました。
疲労回復の効果とともに、含有するミネラルが内蔵の働きを活発にしますので、高血圧や心臓病に良いです。
また、砂糖は、普通消化吸収の際にカルシウムとビタミンB1を消費されますがハチミツは、何もの損なわれず吸収されますので、骨や歯の発育によく、幼児の栄養補給として最適です。
但し乳児ボツリヌスの発症原因の一部にハチミツが報告されていますので、1歳未満の赤ちゃんには、ハチミツを与えないように注意して下さい。
またはアトピーや花粉アレルギーのある方は更に悪化し、かゆみを増すので、合わせて
注意して下さい。
ローヤルゼリーの成分や効能は?
ローヤルゼリーは更年期障害によるのぼせや冷え性などの症状の他に低血圧症、気管支炎、ぜんそく、ストレス、中高年層の老化防止などに効果があるほか、若返りにも有効と言われています。
更に乳幼児期については、小児ぜんそくや虚弱体質の回復に、そのほか制ガン作用にも注目されているんですって...
確かにローヤルゼリーって言うと健康に良さそうってイメージありますもんね(笑)
まとめ
ミツバチの生産物である花粉、ハチミツ、ローヤルゼリーは、同じ生産物でありながらもそれぞれの成分は異なり、さまざまな効能を発揮します。
その中でもビタミンやミネラルを含まれることから、不老長寿薬として普段の疲労回復から制ガン作用まで幅広い効果を期待できるんですよ。
ミツバチ様様ですね( *´艸`)